2011年06月23日

フェンスが隔てるもの

今から66年前、沖縄の人たちは洞窟の中で爆音とともに目覚め、叫び声をかいくぐるように逃げ惑い、雑草を口にしながら生きていました。

ひどく異臭のする死体から洋服を剥ぎ取り、金目の物や食べるものを探す日々。

やっと見つけた逃げ場所も、仲間であるはずの日本兵に奪われ、女性や子供は虐待を受けることも・・・




・・・もう書けない・・・





たくさんの犠牲者と決して癒されることのない膨大な数の悲惨な記憶をつくりだした戦争。

そこまでして手に入れたかったものは何だったんだろうか。




沖縄には今でも有刺鉄線の張られたフェンスがどこまでも続いている。

このフェンスが隔てているものは一体。

決して危険じゃないはずの芝生のところに入ることも許されない・・・


今日は慰霊の日御香

僕も黙祷を捧げます。


どこまでも続くフェンスを眺めながら・・・


この壁が取り払われることを僕は願うよ。


フェンスのない基地のほうが素敵だと思うから。

フェンスが隔てるもの

********************

国内で最大規模の地上戦が行われ県民の3分の1が犠牲となった沖縄。ここでは、戦没者の魂を慰め、もう2度と戦争を起こさないという気持ちをこめて沖縄戦の終わった今日6月23日を慰霊の日と定めています。役所や学校などは休みになり、正午には多くの県民が黙祷を捧げるのです。



Posted by Naoshi at 19:14│Comments(0)
 
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